WebデザイナーUnificブログ

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キャッシュレス派vs.現金派論争で何故デビットカードという案は出てこないのだろうか(もしかして出てきてるかも

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ほぼキャッシュレス化生活を送っているunificです。

 

クレジットカードと楽天EdyとSuicaでほぼ生活しているので、キャッシュレスライフを堪能しています。

完全キャッシュレス化になってから何故か貯金も増えて、利用履歴が可視化されて、マネーコントロールができるようになったのかなと思います。

現に資産管理もしやすくバランスシートがつけやすくなった様な気がします。

 

最近は世界各国のキャッシュレス社会と日本の現金主義社会が比較され、キャッシュレス派と現金派の論争(?)をよく見かけます。

 

自分はキャッシュレス派ですが、徐々にキャッシュレス化していった感じです。

元々クレジットカードの限度額に限りがあり(当たり前だけど)高額出費をした際に、月額の引き落としがされないという事が発生し、中々完全キャッシュレス化というのができませんでした。

 

しかし今はアメリカンエクスプレス(プロパ)・JCB(プロパ)・JALカード(DC)と3枚のカードを使い分けて、なんとか上記の問題をクリアしています。

 

限度額が

  • アメリカンエクスプレス = 800万円
  • JCB = 20万円
  • JALカード = 50万円

という感じなので、高額出費の際はアメリカンエクスプレス、日用品の買い物はJCB、月額払いはJALカードという感じで使い分けてます。

 

今は上述のような運用でキャッシュレス化ができて、ラーメン屋や電子マネーの使えない自販機とかではない限り、現金を使う機会はほぼなくなってます。

 

しかしこれはカードが増え、限度額が増えたから可能な事で、昔はこんな感じではなかったです。

 

すごい昔の運用方法

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ATMで現金を出金し利用する。現金がなくなったらまた出金する。

普通ですね。所謂現金派というやつです。この時はまだ「クレジットカード使い過ぎたらどうしよう」的な発想が強く、現に使いすぎて痛い目にあった事も多々。

 

 

ちょっと昔の運用方法

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上記の反省を踏まえて、楽天銀行デビットカードでEdy&Suicaチャージ。ネットでの消費はデビットカード。
実店舗での利用は現金払い。

なぜ楽天銀行デビットカードと現金の併用だったかというと、そもそも楽天銀行はサブバンク。

メインの利用は三井住友銀行・貯金はソニー銀行という感じで、必要な金額のみ楽天銀行に入金していました。

今だからこそ、各都市銀・各ネット銀行もVISAやJCBのデビットカードを発行していますが、当時はスルガ銀行か楽天銀行しか選択肢がなかったのです。

 

 

 

なぜ完全キャッシュレス化できなかったかというと、

  • デビットカードは利用できる場所が限られていた
  • 残高分しか利用できないのでメインバンクではない楽天銀行に預金が少なかった
  • 金利や手数料を考えると楽天銀行よりソニー銀行に預金しておきたかった

 

主にこのような理由です。

今ではデビットカードで残高がない時でも一時貸付のシステムができたりしてるみたいですが、当時はデビットカード自体を使えないようにしているところも多かったです。今ではだいぶ解消されてきてると聞きます。

 

現金派が現金派の一番の理由は「使いすぎ」と「めんどくさい」

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クレジットカード払いは確かに面倒です。

しかしコンビニの場合、電子マネーの方が圧倒的にスムーズです。

iPhoneユーザーの人も今はApple PayでSuica・QUICPay・iDが利用できます。

Androidユーザーの人も楽天Edy・Waon・nanacoが利用できます。

Felica非搭載のスマートフォンでもNFCがあればEdyチャージができます。

NFC非搭載のスマートフォンを利用している方は・・・

 

そして電子マネーのチャージもデビットカードや銀行振込でおこなう事ができます。

ちなみに楽天銀行のデビットカードではSuicaチャージでポイントも貯まります。

他のは試した事がないからわかりません・・・

 

大半のユーザーであれば、電子マネーを利用できる環境が整っています。

そしてクレジットカードだと使いすぎるという問題はデビットカードが解決しています。

 

デビットカードの取得ハードルは低い

VISAデビットカードの発行銀行は20銀行、JCBデビットカード発行銀行は25銀行もあります。

都市銀は全て発行しており、ネット銀行もじぶん銀行と大和ネクスト銀行以外発行しています。

デビットカードを取得する環境は昔に比べて容易になってきています。
当然審査もないので既定の年齢以上であれば誰でも作れます。

つまりキャッシュレス化を整える環境も容易になっているという事です。

 

「つかいすぎ」「めんどくさい」というネックはデビットカード+電子マネーで解消されます。

そしてデビットカードや電子マネーを利用する事でポイントやマイルが貯まります。

キャッシュレス化により

  • ポイントやマイルなどの還元を受けれる
  • 利用履歴が残るのでお金の管理がしやすい

と現金ライフよりキャッシュレスライフのメリットの方が多くあります。

 

 

それでも現金派が良いという人へアドバイス(?)

この前、日曜日の24時頃にATMでお金を卸せなくて騒いでる人がいました。

恐らく終電もなくなりタクシーで帰宅か漫画喫茶で始発まで過ごすかという二択の状態だったのだと思います。

しかし現金がなくお金も卸せなく困っている様子でした。

自分ならクレジットカードと電子マネーでどうにでもなりますが、現金派の人はATMから現金出金できない時点で終了といった感じです。

 

そこで提案したいのがセブン銀行。セブン銀行口座であればセブンイレブンに設置されているセブン銀行ATMを24時間365日利用できます。

そしてセブン銀行はnanaco一体型JCBデビットカードを年会費無料で発行しているので、キャッシュレス化の一歩にも最適です。

 

 

現金悪・キャッシュレス善という主張以外に中間のアイディアが発信されないのか

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勝手な予想ですが、キャッシュレス化を推進している人達、正確にはキャッシュレス化を推進しているブログ記事を書いている人達はアフィリエイト目的が第一なのではないでしょうか。

自分もキャッシュレス派ですし、周囲もほとんどキャッシュレス派なので、現金派の人達は不思議です。

 

しかし「不思議」で済まさずに原因究明をおこなった方が良いかなと思います。

例えばですが、自分はEC事業に携わってるのですが、未だにコンビニ決済や代金引換を利用する人が多いです。

ネット上での決済でもクレジットカードを使わずに現金派であるには何かと理由があるのかな、と。

  • クレジットカードだと明細が家族や配偶者に見られて気まずい
  • 大手ECではなく中小ECであれば商品の受取と同時に支払わないと不安
    カード会社やPayPalに言えば返金できますが
  • 現金を払う事による消費・買い物したという実感

などなど。

 

正直カードでも購入した実感はありますが、感覚は人それぞれ。

 

中国ではキャッシュレス化が進んでいますが、そもそも店舗の加盟店になるリソースもコストも、消費者がアカウントを開設するリソースも日本とは段違いです。

 

キャッシュレス化を推進を利己的なアフィリエイト目的だけの発信をし続けると、本質からズレた形になっていくのではないか心配です。

 

 

銀行がATM手数料を値上げ等のニュースが最近ありましたが、各手数料を上げる事により、キャッシュレス化も推進されていく様な気がします。

 

上手く文章をまとめる事ができませんでしたが、現金派の人は一度デビットカードを検討してキャッシュレス化の一歩を踏み出してみて下さい。

 

 

 

※追記

「デビットカーがオススメ!」というより、キャッシュレス派の人でデビットカードを薦めてる人が見当たらなかったので、軽い提案です。

自分も現金派だった時期があるので現金派を否定する意図はありませんm(_ _)m